ESP-IDFを使ってみる
WiFi Manager
ESP-IDFで動くWiFi Managerがこちらに公開されてい
ます。
ESP32をステーションモードで使う場合、ルーターの情報はmenuconfigで指定してファームをリビルドするのが普通ですが、
WiFi Managerを使うと、ルーターを変えるときにもファームをリビルドする必要が無くなります。
こ
ちらのデモをビルドしてみました。
初期設定を行うメニューの位置がComponent config→Wifi Manager Configurationとなっています。
WiFi Managerは最初はアクセスポイントモードとして動きます。
APモードのSSID、パスワード、IPなどを指定することができますが、特に変える必要はありません。

ファームをビルドして書き込むと、esp32の無線アクセスポイントが出現します。
このアクセスポイントにWiFiで接続すると、ブラウザーから10.10.0.1にアクセスできるようになります。
この様にルーターの一覧が表示されます。

ルーターを選ぶとルーター接続時のパスワードを指定します。

ルーターへの接続が成功するとこの様に表示されます。

OKボタンを押すと接続中のルーターを表示します。

接続中ルータの情報はNVS領域に書き込まれるので、これ以降ESP32はステーションモードで動きます。

FLASHを全て消去(idf.py erase_flash)すると、NVS領域も消えます。
再びビルドして実行するとアクセスポイントモードに戻ります。

続く...