OrangePi-ZEROを使ってみる
専用FAN-HAT 30mmバージョン
こちらで紹介していますが、ZEROのPCB
Rev1.4はCPU温度が高温になるという難点が有ります。
しばらく、写真の様にスポンジで仮のFAN基板(??)を作って温度がどうなるか調べていましたが、かなり効果があることが分かりました。
![](OrangePi-Zero-FAN-HAT-30mm/Fan-HAT-1.JPG)
![](OrangePi-Zero-FAN-HAT-30mm/Fan-HAT-2.JPG)
そこで、いつもの様にKiCad+ElecrowでZERO専用のファンHATを作りました。
取り付けできるのは30mmのファンです。
ガーバーファイルはこちらで
公開していますので、自分で好きな色の基盤をオーダーすることができます。
Elecrowの場合、5枚で$11.32(送料込み)でした。
![](OrangePi-Zero-FAN-HAT-30mm/Fan-HAT-3.JPG)
![](OrangePi-Zero-FAN-HAT-30mm/Fan-HAT-4.JPG)
26ピンヘッダーはそのまま使うことができます。
赤外線受信モジュール用のCRフィルター回路も付いています。
30mmのファンはAliで購入した安物です。
![](OrangePi-Zero-FAN-HAT-30mm/Fan-HAT-5.JPG)
![](OrangePi-Zero-FAN-HAT-30mm/Fan-HAT-6.JPG)
ZEROに付けるとこのようになります。
![](OrangePi-Zero-FAN-HAT-30mm/Fan-HAT-7.JPG)
3つのZEROを使ってCPU温度を比較してみます。
左上:Rev1.1
右中:Rev1.4 ファン無し
左下:Rev1.4 ファン有り
![](OrangePi-Zero-FAN-HAT-30mm/Fan-HAT-8.JPG)
各マシンの時刻、IPアドレス(下2オクテット)、CPU温度
1行目:Rev1.1 ファン無し
3行目:Rev1.4 ファン無し
4行目:Rev1.4 ファン有り
![](OrangePi-Zero-FAN-HAT-30mm/Fan-HAT-9.JPG)
CPU温度はRev1.1よりも低くなりました。
30mmファンの場合、基盤の幅が結構広くなるので、25mmファン用の基盤を設計中です。 → 完成しました