軽量Linux - arch


ESP-IDFやPlatformIOは、LinuxをインストールしたノートPCを使っています。
ノートPCだと、ターゲットマイコンのすぐそばに本体を置くことが出来るので、マイコンのResetボタンをすぐに押すことができます。
これらのノートPCは通常、電源を切った状態で、使うときだけ電源を入れています。
ESP-IDFやPlatformIOだけ動けばいいので、使うアプリは限られています。

軽量Linuxと言われているDistributionが有ります。
様々なサイトでお勧めの軽量Linuxが紹介されています。
何をもって軽量とするかの定義が難しいですが、私は電源を入れてからログイン画面が表示されるまでの時間を重視しています。

そこで、実際にインストールして、電源を入れてからログイン画面が表示されるまでの時間を計ってみました。
電源を入れるとBIOSが起動しますが、BIOSの起動時間も含まれています。
また、Grab Boot Loader Menuが起動されるときは、直ちにEnterキーで先に進めています。

使用したマシンは2009年製Core2 DUO P8700のNECノートで、2Gのメモリーと60GBのSATAディスクが搭載されています。
オークションサイトでは、稼働品が1000円以下で入手可能です。
使用したDistributionは全てarch系列のDistributionです。
Arch系のLinuxはrufus-3.18で書き込むよりも、rufus-3.13で書き込んだ方が、インストーラーが安定して動きます。

インストール時に日本語を指定できるものは、日本語でインストールしています。
何らかの理由で、日本語でインストールできないものは、英語のままインストールしています。
日本語でインストールできないものも、キーボードレイアウト(keymap)だけは日本語に変更しています。
キーボードレイアウトが日本語にならないものは除外しています。

いずれも、以下のコマンドで、パッケージを最新にしてから、起動時間を計っています。
$ sudo pacman -Syu
$ sudo shutdown -h now

ログインするとデスクトップを表示しますが、デスクトップの表示時間はデスクトップ環境(Desktop Environment)、あるいはWindow Managerに依存します。
また、ログイン時に自動起動するプロセスの構成にも依存します。
Desktop EnvironmentとWindow Managerの違いはこ ちらなどに紹介されていますが、ざっくり書くと以下の様になります。

・Window Manager
デスクトップが単純な背景で、デスクトップ上にアイコン、ファイル、フォルダーを置くことができないものです。
アプリの起動は全てメニューから行います。
openboxやfluxboxがこれに該当します。

・Desktop Environment
デスクトップ上にアプリ起動用のアイコン、ファイル、フォルダーを置くことができるものです。
専用のWindow ManagerとXクライアントがバンドルされていて、アイコン・ウィンドウ・ツールバー・壁紙・デスクトップウィジェットのような
グラフィカルユーザーインターフェースの一般的な要素を提供しています。
GNONE Xfce LXDE LXQt KDE MATE Cinnamonなどがこれに該当します。
例えばXfceではWindow Mamagerとしてxfwm4が使われています。
デスクトップ上にゴミ箱やホームディレクトリへのリンクを置いているケースが多いです。

現在のDEとWindows Managerはneofetchで確認することができます。
以下では、Window Managerも、Desktop Environmentとして記載しています。



archでは、インストーラー(Calamares installer)を起動して、言語を日本語にすると、文字化けするものが多いです。
インストーラーが文字化けするときは、インストーラーを一旦終了し、日本語フォントをインストールしてから、
再度インストーラーを起動すると解消します。
pacmanでインストールできる日本語のフォントパッケージは、以下のコマンドで探すことができます。
$ pacman -Ss font | grep japan

Distributionにより微妙に違いが有りますが、Live環境では、これらがインストールできる可能性が有ります。
・IPAフォント(otf-ipafont)
・IPAexフォント(otf-ipaexfont)
・IPAmj明朝フォント(otf-ipamjfont)
・Google Notoフォント(noto-fonts-cjk)
・Adobe源ノ角ゴシック(adobe-source-han-sans-jp-fonts)
・Adobe源ノ明朝(adobe-source-han-serif-jp-fonts)

noto-fonts-cjkはほとんどのDistributionでインストール可能です。
$ sudo pacman -Sy
$ sudo pacman -S noto-fonts-cjk

日本語フォントをインストールしてもLive環境下だけで日本語フォントが有効なDistributionと、
インストール後も引き続き日本語フォントが有効なDistributionが有ります。
Live環境下だけで日本語フォントが有効なDistributionは、インストール後の再起動後に再び日本語フォントをインストールする 必要が有ります。



EndeavourOS

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
EndeavourOS_Artemis-22_6 lightdm Xfce 1'06" 5.18.7 日本語
EndeavourOS_Artemis-22_6 sddm KDE 1'16" 5.18.7 日本語
EndeavourOS_Artemis-22_6 gdm GNOME 1'15" 5.18.7 日本語
EndeavourOS_Artemis-22_6 lightdm Cinnamon 1'00" 5.18.7 日本語
EndeavourOS_Artemis-22_6 lightdm MATE 1'08" 5.18.7 日本語
EndeavourOS_Artemis-22_6 lightdm Budgie 1'03" 5.18.7 日本語
EndeavourOS_Artemis-22_6 lxdm LXDE 0'54" 5.18.7 日本語
EndeavourOS_Artemis-22_6 lxdm LXQt 1'03" 5.18.7 日本語
EndeavourOS_Artemis-22_6 lightdm BSPWM 1'03" 5.18.7 日本語
EndeavourOS_Artemis-22_6 lightdm Openbox 0'59" 5.18.7 日本語
EndeavourOS_Artemis-22_6 lightdm Sway 0'59" 5.18.7 日本語

デフォルトのDEはXfceです。
インストール時にネットワークに接続していると、DEを複数インストールすることができますが、
違いが分からなくなるので、1つだけインストールしました。
以下のDEをインストールすることができます。
Xfce4/i3-wm/Plasma/GNOME/Cinnamon/MATE/Budgie/LXDE/LXQT

インストーラの中で、Community editionsを選ぶことができます。
Community editionsでは以下のDEをインストールすることができます。
BSPWM/Openbox/Qtile/Sway/Worm

BSPWMはタイル型ウィンドウマネージャです。
最初は全く使い方が分かりませんでした。
インストールされているアプリはSuper+Dコマンドから起動します。

Swayもタイル型ウィンドウマネージャです。
こちらも、インストールされているアプリはSuper+Dコマンドから起動します。
BSPWMとSwayでは、新しいWindowを開いたときのタイルの挙動が違います。

Qtileはインストール途中で止まります。

これを見ても分かる様に、Display ManagerやDEの違いが電源ONからログインまでの時間に大きく影響します。
当然、ログインからデスクトップ表示までの時間も、大きく変わります。
ログイン画面を表示するまでに1'00"を切れるかどうかを1つの目安としました。
なお、測定はストップウォッチを使いましたが、誤差もあるので1'00"も「合格」としました。

過去のISOイメージはこ ちらからダウンロードすることができます。



Manjaro Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
manjaro-xfce-21.3.1-minimal-220624-linux515 lightdm Xfce 1'03" 5.15.49 日本語
manjaro-kde-21.3.1-minimal-220624-linux515 sddm KDE 1'15" 5.15.49 日本語
manjaro-gnome-21.3.1-minimal-220624-linux515 gdm GNOME 1'13" 5.15.49 日本語


ArcoLinux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
arcolinuxl-v22.06.07-x86_64 sddm Xfce 1'01" 5.18.7 日本語
arcolinuxs-lts-v22.07.03-x86_64 sddm Xfce 0'56" 5.18.7 日本語
arcolinuxb-xfce-v22.06.07-x86_64 sddm Xfce 0'56" 5.18.7 日本語
arcolinuxb-mate-v22.06.07-x86_64 sddm MATE 0'58" 5.18.7 日本語
arcolinuxb-plasma-v22.06.07-x86_64 sddm KDE 1'01" 5.18.7 日本語
arcolinuxb-cutefish-v22.06.07-x86_64 sddm cutefish 0'59" 5.18.7 日本語
arcolinuxb-fvwm3-v22.06.07-x86_64 sddm fvwm3 0'58" 5.18.7 日本語
arcolinuxb-openbox-v22.06.07-x86_64 sddm openbox 0'59" 5.18.7 日本語


4種類のISOイメージが公開されています。
ArcoLinuxL:デフォルトのフルスペック版(Xfce)
ArcoLinuxS:最小限のソフトウェアのみ含まれるミニマム版(Xfce)
ArcoLinuxB:選択可能なデスクトップ環境、最小限のソフトウェアが含まれる
ArcoLinuxD:選択可能なデスクトップ環境、ソフトウェアはインストール時に選択する

ArcoLinuxL ArcoLinuxS ArcoLinuxBのインストール手順は同じです。
WelcomeスクリーンでEasy InstallationかAdvanced Installationを選ぶことができます。
Advanced Installationを指定するとKernelの種類やDisplay Managerを選ぶことができます。

ArcolinuxDはWelcomeスクリーンでAdvanced Installationを指定するとGUI環境のインストールを行うことができます。
26種類のDEやWindow Managerをサポートしています。
プレインストールするファイルやアプリを細かく指定する必要が有ります。
フォントやテーマも指定する必要があり、正しく起動するためには、何をインストールすればいいのか、良く分かりません。


Bluestar Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
bluestar-linux-5.18.5-2022.06.18-x86_64 sddm KDE 1'40" 5.18.8 日本語

インストーラーを起動すると、インストーラーは日本であることを認識して使用する言語を日本語にしますが、
日本語フォントがインストールされていないので文字化けします。
Liveで起動したときは日本語フォントをインストールすることができません。
そこで、インストーラが使用する言語は英語のまま、TimeZoneの画面でSystem Languageとlocaleをja_JP.UTF-8に設定してインストールします。

インストール中にpacmanによるパッケージアップデートが別ウィンドウで走ります。
アップデートが終わるとCloseボタンが有効になりますが、Closeボタンを押さないと先に進みません。
この仕様はものすごく分かりにくく、インストーラーが途中で止まってしまったように見えます。

インストール後にあちこち文字化けしますが、日本語フォントをインストールして再起動すると文字化けは解消します。
デスクトップの一番上にマウスを移動するとアプリケーション・メニューが表示されます。
ディスクトップの下に表示されるDockは、Cairo-Dockによく似ていますが、latte-dockです。
Conkyは文字化けせずに、きちんと日本語で表示されます。


Artix Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
artix-xfce-openrc-20220123-x86_64 lightdm Xfce 0'51" 5.18.8 日本語
artix-mate-openrc-20220123-x86_64 lightdm MATE 0'49" 5.18.8 日本語
artix-lxqt-openrc-20220123-x86_64 sddm LXQt 0'57" 5.18.8 日本語
artix-cinnamon-openrc-20220123-x86_64 lightdm Cinnamon 0'54" 5.18.8 日本語
artix-plasma-openrc-20220123-x86_64 sddm KDE 0'54" 5.18.8 日本語

initシステムが違うISOイメージがこちらに 公開されています。
利用できるinitシステムはdinit/openrc/runit/s6/suite66です。
initシステムの比較がこ ちらに有りますが、何が違うのかよく分かりません。

ISOイメージをrufusでUSBメモリーに書き込むと、インストーラーが途中で止まります。
Win32DiskImagerで書き込むとインストールできました。

Boot Optionで言語を日本語に変更して起動しても、日本語フォントがインストールされないのでインストーラーが文字化けします。
インストーラーを起動する前に、日本語フォント(noto-fonts-cjk)をインストールすると解決します。
インストール時に放置するとスクリーンロックされますが、面倒なことに解除時にパスワード(artix)が必要です。
LXQtとKDE(sddm)ではインストール後に再び日本語フォントをインストールする必要が有ります。

最速クラスです。


Archcraft

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
archcraft-2022.06.08-x86_64 sddm openbox/bpswm 1'16" 5.18.9 日本語

WelcomスクリーンのLaunch Calamaresでインストーラーを起動しますが、
日本語フォントがインストールされていないのでインストーラーが文字化けします。
インストーラーを起動する前に、日本語フォント(noto-fonts-cjk)をインストールすると解決します。

インストール後にあちこち文字化けしますが、再び日本語フォントをインストールして再起動すると文字化けは解消します。
ログイン時にopenboxとbpswmを選ぶことができます。
デスクトップの下に表示されるDockは、Cairo-Dockによく似ていますが、よりシンプルなPlankです
openbox + Plank の組み合わせは珍しいですが、使いやすいです。


Mabox Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
mabox-linux-22.06-Istredd-220619-linux515 lightdm openbox 0'59" 5.15.49 日本語
mabox-linux-22.07-Istredd-220720-linux515 lightdm openbox 0'54" 5.15.55 日本語
mabox-linux-22.08-Herbolth-220820-linux515 lightdm openbox 0'54" 5.15.60 日本語

ManjarnoベースのユニークなDistributionです。
Boot Optionで言語を日本語に変更して起動しても、日本語フォントがインストールされないのでインストーラーが文字化けします。

mabox-linux-22.06-Istredd-220619-linux515では、Live環境で日本語フォントをインストールするこ とができません。
インストーラが使用する言語は英語のまま、TimeZoneの画面でSystem Languageとlocaleをja_JP.UTF-8に設定してインストールします。

mabox-linux-22.07-Istredd-220720-linux515では、Live環境でも日本語フォントをインストールする ことができるようになりました。
インストーラーを起動する前に、日本語フォント(noto-fonts-cjk)をインストールすると、インストーラーの文字化けは解消します。

mabox-linux-22.08-Herbolth-220820-linux515で、再びLive環境で日本語フォントをインストールす るこ とができなくなりました。
インストーラが使用する言語は英語のまま、TimeZoneの画面でSystem Languageとlocaleをja_JP.UTF-8に設定してインストールします。

いずれも、インストール後にあちこち文字化けしますが、日本語フォントをインストールして再起動すると文字化けは解消します。

Conkyが導入されていて、使えるショートカットを表示してくれます。
openboxはフルスタックのデスクトップ環境ではないので、パネルは非標準ですが、Tinit2 Panelが導入されていて、Xfceのようなパネルを表示します。
openbox + Tinit2 Panel + Conky という組み合わせのDistributionは珍しいです。
Tinit2 Panel には専用の設定ツールも付属していて、GUIでパネルの設定を行うことができます。

ターミナルはpythonスクリプトで実現されています。
日本語入力環境の設定などはこちらに詳し く紹介されています。


Archman GNU/Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
Archman_Xfce_20220607 sddm Xfce 1'10" 5.18.8 日本語
Archman_Mate-20220619 sddm MATE 1'07" 5.18.8 日本語
Archman_KDE-20220613 sddm KDE 1'02" 5.18.8 日本語

USBメモリーから起動するといきなりインストーラー(Calamares Archman installer)が起動しますが、
言語に日本語を選ぶと文字化けします。
インストーラーを一旦終了し、日本語フォント(noto-fonts-cjk)をインストールしてから、再度インストーラーを起動すると解決しま す。
インストーラーのアイコンはデスクトップにないので、アプリ一覧からCalamares Archman installerを選んで起動します。
インストール後に再び日本語フォントをインストールする必要が有ります。


RebornOS

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
RebornOS-2021.10.20-x86_64 lightdm Xfce 0'54" 5.18.9 日本語
RebornOSLT-2021.10.20-x86_64 lightdm Xfce 0'54" 5.15.52 日本語
RebornOS-2021.10.20-x86_64 lightdm MATE 0'55" 5.18.9 日本語
RebornOS-2021.10.20-x86_64 lightdm LXDE 0'55" 5.18.9 日本語
RebornOS-2021.10.20-x86_64 lightdm LXQt 0'51" 5.18.9 日本語
RebornOS-2021.10.20-x86_64 sddm KDE 0'56" 5.18.9 日本語
RebornOS-2021.10.20-x86_64 lightdm Cinnamon 0'52" 5.18.9 日本語

Dockに青色と緑色の2つのインストーラーがありますが、違いが分かりません。
時間がかかりますが、青色のインストーラーが自動起動されます。
インストーラーはGUIですが、Calamares installerではなく、RebornOS cnchi installerです。
LiveはGNOMEですが、インストーラーでは以下のDEを選ぶことができます。
Openboxはインストール途中でエラーになります。
Budgie/Cinnamon/Cutefish/Deepin/GNOME/KDE/LXDE/LXQt/MATE/Openbox/Regolith/UKUI/Xfce

インストール完了時の再起動に時間が掛かります。
LTS版も時間は変わりません。
なかなか早いです。


ArchLabs Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
archlabs-2022.05.29-x86_64 arch lightdm Xfce 0'50" 5.18.7 日本語
archlabs-2022.05.29-x86_64 arch lightdm LXQt 0'54" 5.18.7 日本語
archlabs-2022.05.29-x86_64 arch lightdm KDE 0'58" 5.18.7 日本語
archlabs-2022.05.29-x86_64 arch lightdm openbox 0'50" 5.18.7 日本語
archlabs-2022.05.29-x86_64 arch lightdm fluxbox 0'54" 5.18.7 日本語
archlabs-2022.05.29-x86_64 arch lightdm JWM 0'49" 5.18.7 日本語

Boot Menuでインストールを選ぶと一旦CLIで起動します。
コマンドラインからinstallerを起動する必要が有ります。
GUIではなくTUI(テキストユーザインタフェース)のインストーラです。
慣れないと何回もインストールすることになりますが、インストールは短い時間で終わります。

ものすごく自由度が高く、自分好みのLinuxに仕上げる事ができます。
インストール時にDEを複数インストールすることができますが、違いが分からなくなるので、1つだけインストールしました。
ものすごくたくさんのDEをサポートしています。
i3-gaps/openbox/sway/dk/dwm/bspwm/lxqt/jwm/xfce4/awesome/fluxbox/plasma/deepin/gnome/cinnamon

Display Managerも以下から選ぶことができます。
ly/gdm/sddm/lightdm
lyと言うのはTUI(ncurses-like)のDisplay Managerです。

インストールするアプリケーションも好きなものを選ぶことができます。
この時点でnoto-fonts-cjk(日本語フォント)を選んでおくと、再起動後の文字化けを防ぐことができます。
端末エミュレータとしてXTermがインストールされますが、xfce4-terminalかgnome-terminalをインストールし た方がフォントがきれいです。

最速クラスです。


軽量Linuxランキング

arch系のDistributionは1つのISOイメージで複数のDE(Window Manager)を選択できるものが多いです。
そこで、一番起動時間の速いDEだけを掲載します。
ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
artix-mate-openrc-20220123-x86_64 lightdm MATE 0'49" 5.18.8 日本語
archlabs-2022.05.29-x86_64 arch lightdm JWM 0'49" 5.18.7 日本語
RebornOS-2021.10.20-x86_64 lightdm LXQt 0'51" 5.18.9 日本語
EndeavourOS_Artemis-22_6 lxdm LXDE 0'54" 5.18.7 日本語
mabox-linux-22.07-Istredd-220720-linux515 lightdm openbox 0'54" 5.15.55 日本語
arcolinuxs-lts-v22.07.03-x86_64 sddm Xfce 0'56" 5.18.7 日本語

こちら
でdebian/ubuntu系の軽量Linuxを紹介しています。
debian/ubuntu系では40秒前半の高速Distributionが幾つか有りますが、Archではまだ見つかっていません。