軽量Linux - debian/ubuntu


ESP-IDFやPlatformIOは、LinuxをインストールしたノートPCを使っています。
ノートPCだと、ターゲットマイコンのすぐそばに本体を置くことが出来るので、マイコンのResetボタンをすぐに押すことができます。
これらのノートPCは通常、電源を切った状態で、使うときだけ電源を入れています。
ESP-IDFやPlatformIOだけ動けばいいので、使うアプリは限られています。

軽量Linuxと言われているDistributionが有ります。
様々なサイトでお勧めの軽量Linuxが紹介されています。
何をもって軽量とするかの定義が難しいですが、私は電源を入れてからログイン画面が表示されるまでの時間を重視しています。

そこで、実際にインストールして、電源を入れてからログイン画面が表示されるまでの時間を計ってみました。
電源を入れるとBIOSが起動しますが、BIOSの起動時間も含まれています。
また、Grab Boot Loader Menuが起動されるときは、直ちにEnterキーで先に進めています。

使用したマシンは2009年製Core2 DUO P8700のNECノートで、2Gのメモリーと60GBのSATAディスクが搭載されています。
オークションサイトでは、稼働品が1000円以下で入手可能です。
使用したDistributionは全てdebian/ubuntu系列のDistributionです。
特別記載がない限り、ISOイメージはrufus 3.18を使ってUSBメモリーステックに書き込んでいます。

インストール時に日本語を指定できるものは、日本語でインストールしています。
何らかの理由で、日本語でインストールできないものは、英語のままインストールしています。
日本語でインストールできないものも、キーボードレイアウト(keymap)だけは日本語に変更しています。
キーボードレイアウトが日本語にならないものは除外しています。

いずれも、以下のコマンドで、パッケージを最新にしてから、起動時間を計っています。
Endless OSの様に、コマンドラインからのapt操作を禁止しているDistributionは除外しています。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
$ sudo shutdown -h now

ログインするとデスクトップを表示しますが、デスクトップの表示時間はデスクトップ環境(Desktop Environment)、あるいはWindow Managerに依存します。
また、ログイン時に自動起動するプロセスの構成にも依存します。
Desktop EnvironmentとWindow Managerの違いはこ ちらなどに紹介されていますが、 ざっくり書くと以下の様になります。

・Window Manager
デスクトップが単純な背景で、デスクトップ上にアイコン、ファイル、フォルダーを置くことができないものです。
アプリの起動は全てメニューから行います。
openboxやfluxboxがこれに該当します。
この環境では Display Manager が Window Manager を起動します。
ログイン後、デスクトップが表示されるまでの時間が比較的短いのが特徴です。

・Desktop Environment
デスクトップは特殊なフォルダーで、その中にアプリ起動用のアイコン、ファイル、フォルダーを置くことができるものです。
専用のWindow ManagerとXクライアントがバンドルされていて、アイコン・ウィンドウ・ツールバー・壁紙・デスクトップウィジェットのような
グラフィカルユーザーインターフェースの一般的な要素を提供しています。
GNONE Xfce LXDE LXQt KDE MATE Cinnamonなどがこれに該当します。
この環境では Display Manager が Desktop Environment セッションを起動し、
Desktop Environment セッションが Windows Manager を起動します。
デスクトップ上(ディスクトップフォルダ内)にゴミ箱やホームディレクトリへのリンクを置いているケースが多いです。
ログイン後、デスクトップが表示されるまでの時間は、Desktop Environment に依存します。

現在のDEとWindows Managerはneofetchで確認することができます。
以下では、Window Managerも、Desktop Environmentとして記載しています。



電源投入時やログアウト時には、DisplayManagerによってログイン画面が表示されます。
X-WindowのデフォルトのDisplay ManagerはXDMですが、これを採用しているDistributionは皆無です。
全てのDistributionが代替のDisplay Managerを採用しています。
電源を入れてからログイン画面が表示されるまでの時間は、使用しているDisplayManagerにも依存します。
現在のDisplayManagerは以下のコマンドで確認することができます。
$ cd /etc/X11
$ cat default-display-manager
/usr/sbin/lightdm



一部のDistributionでは、インストーラーを起動して、言語を日本語にすると、文字化けするものが有ります。
インストーラーが文字化けするときは、インストーラーを一旦終了し、日本語フォントをインストールしてから、
再度インストーラーを起動すると解消します。
aptでインストールできる日本語のフォントパッケージは、以下のコマンドで探すことができます。
$ apt search font | grep japan

Distributionにより微妙に違いが有りますが、Live環境では、これらがインストールできる可能性が有ります。
・IPAフォント(fonts-ipafont)
・IPAexフォント(fonts-ipaexfont)
・IPAmj明朝フォント(fonts-ipamj-mincho)
・Google Notoフォント(fonts-noto-cjk)

例えばIPAフォントならばこちらの 記事が参考になります。
日本語フォントをインストールしてもLive環境下だけで日本語フォントが有効なDistributionと、
インストール後も引き続き日本語フォントが有効なDistributionが有ります。
Live環境下だけで日本語フォントが有効なDistributionは、インストール後の再起動後に再び日本語フォントをインストールする 必要が有ります。


ubuntu

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
ubuntu-20.04.4-desktop-amd64 gdm3 GNOME 1'50" 5.13.0 日本語


debian

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
debian-11.3.0-amd64-netinst gdm3 GNOME 1'25" 5.10.0 日本語
debian-11.3.0-amd64-netinst gdm3 GNOME Flashback 1'29" 5.10.0 日本語
debian-11.3.0-amd64-netinst lightdm Xfce 0'56" 5.10.0 日本語
debian-11.3.0-amd64-netinst sddm KDE Plasma 1'18" 5.10.0 日本語
debian-11.3.0-amd64-netinst lightdm Cinnamon 1'10" 5.10.0 日本語
debian-11.3.0-amd64-netinst lightdm MATE 1'04" 5.10.0 日本語
debian-11.3.0-amd64-netinst lightdm LXDE 1'04" 5.10.0 日本語
debian-11.3.0-amd64-netinst sddm LXQt 1'04" 5.10.0 日本語
debian-12.8.0-amd64-netinst lightdm Xfce 1'10" 6.1.0 日本語

インストール時にDEを複数インストールすることができますが、違いが分からなくなるので、1つだけインストールしました。
これを見ても分かる様に、Display ManagerやDEの違いが電源ONからログインまでの時間に大きく影響します。
当然、ログインからデスクトップ表示までの時間も、大きく変わります。
ログイン画面を表示するまでに1'00"を切れるかどうかを1つの目安としました。
なお、測定はストップウォッチを使いましたが、誤差もあるので1'00"も「合格」としました。


xubuntu

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
xubuntu-18.04.5-desktop-amd64 lightdm Xfce 1'14" 5.4.0 日本語
xubuntu-20.04.1-desktop-amd64 lightdm Xfce 1'16" 5.4.0 日本語
xubuntu-22.04-desktop-amd64 lightdm Xfce 1'37" 5.15.0 日本語


lubuntu

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
lubuntu-18.04.5-desktop-amd64 lightdm LXDE 0'56" 5.4.0 日本語
lubuntu-20.04.4-desktop-amd64 sddm LXQt 1'29" 5.13.0 日本語
lubuntu-22.04-desktop-amd64 sddm LXQt 1'25" 5.15.0 日本語

lubuntuは18.10以降LXDEからLXQtにDEを移行しました。
20.04の完成度はまだまだ低く、あちこち不具合が目立ちます。
22.04でかなり使えるようになりました。


kubuntu

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
kubuntu-20.04.4-desktop-amd64 sddm KDE 1'23" 5.13.0 日本語
kubuntu-22.04-desktop-amd64 sddm KDE 1'55" 5.15.0 日本語


ubuntu MATE

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
ubuntu-mate-20.04.4-desktop-amd64 lightdm MATE 1'22" 5.13.0 日本語
ubuntu-mate-22.04-desktop-amd64 lightdm MATE 1'54" 5.15.0 日本語


ubuntu Budgie

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
ubuntu-budgie-20.04.4-desktop-amd64 lightdm budgie 1'50" 5.13.0 日本語


ubuntu Kylin

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
ubuntukylin-20.04.4-desktop-amd64 lightdm UKUI 1'27" 5.15.0 日本語

「中華版 Ubuntu」と言われていますが、普通に日本語で使うことができますが、Kylin独自のアプリは中国語のままです。
メニューの表示を、FunctionとLetterに切り替えることができます。
Functionは機能ごとに分類されたアプリの一覧、Letterはアプリをアルファベット順に表示します。
どちらにしても全く階層化されていないので、沢山スクロールする必要が有ります。
メニュー表示は最大化することが出来て、最大化するとSlingscoldランチャーの様な表示になります。
MATEをベースにしているので、インストールされているアプリはMATEとほとんど同じです。
DMはlightdmですが、sddmと見間違えるほどカスタマイズされています。


MX Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
MX-19.4_x64 lightdm Xfce 1'05" 4.19.0 日本語
MX-19.4.1_kde_x64 sddm KDE 1'10" 5.10.0 日本語
MX-21_x64 lightdm Xfce 1'06" 5.10.0 日本語
MX-21_fluxbox_x64 lightdm fluxbox 1'02" 5.10.0 日本語
MX-21.1_x64 lightdm Xfce 1'05" 5.10.0 日本語
MX-21.1_KDE_x64 sddm KDE 1'14" 5.10.0 日本語
MX-21.1_fluxbox_x64 lightdm fluxbox 1'06" 5.10.0 日本語
MX-23.1_x64 lightdm Xfce 1'07" 6.1.0 日本語
MX-23.1_KDE_x64 sddm KDE 1'20" 6.1.0 日本語

fluxboxはDeskTopの右クリックメニューが見事に文字化けします。
MX-21_fluxboxとMX-23_fluxboxでは対応手順が違います。
MX-21_fluxboxの場合、右クリックメニューの「外観→Style→Emerge」に変更すると直ります。
当然、「外観」も文字化けしているので、サブメニューを表示してStyleの項目です。
MX-23_fluxboxの手順はとても面倒なので除外しました。

デフォルトで沢山のCONKY-Widgets/CONKY-Themmeがインストールされています。
conky-manager2がデフォルトでインストールされていて、これを使って簡単に切り替えることができます。


linux mint

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
linuxmint-19.3-mate-64bit lightdm MATE 1'10" 5.0.0 日本語
linuxmint-19.3-xfce-64bit lightdm Xfce 1'07" 5.0.0 日本語
linuxmint-20.3-mate-64bit lightdm MATE 1'09" 5.4.0 日本語
linuxmint-20.3-xfce-64bit lightdm Xfce 1'11" 5.4.0 日本語
linuxmint-20.3-cinnamon-64bit lightdm Cinnamon 1'16" 5.4.0 日本語
linuxmint-21-mate-64bit lightdm MATE 1'31" 5.15.0 日本語
linuxmint-21-xfce-64bit lightdm Xfce 1'35" 5.15.0 日本語
linuxmint-21-cinnamon-64bit lightdm Cinnamon 1'46" 5.15.0 日本語
lmde-5-cinnamon-64bit lightdm Cinnamon 1'19" 5.10.0 日本語
linuxmint-22-mate-64bit lightdm MATE 1'27" 6.8.0 日本語
linuxmint-22-xfce-64bit lightdm Xfce 1'25" 6.8.0 日本語

21になってずいぶん遅くなりました。
古いバージョンのISOファイルはこちらか らダウンロードできます。

ArchベースでCinnamonを採用しているDistributionは多数ありますが、 UbuntuベースでCinnamonを採用しているDistributionは比較的少ないです。
こちらに各DEのスクリーンショットが有 りますが、Cinnamon/MATE/Xfce の違いは説明できないほど微妙です。
機能的にはCinnamon>MATE>Xfce と言われていて、軽さではCinnamon<MATE<Xfceと言われています。

linux mintは伝統的にUbuntuをベースとしていますが、Linux Mint Debian Edition(LMDE)はDebianをベースとしています。
LMDEはmintのアプリケーションがDebianでも動作することを保証するのが目的の実験的な要素が強いDistributionです。


SolydXK

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
solydx_10_64_202010 lightdm Xfce 1'15" 4.19.0 日本語
solydk_10_64_202108 lightdm KDE 1'13" 4.19.0 日本語

LinuxMintから派生したDistribution。
インストーラーはNetworkInstallerで、インストール直後から全てのパッケージが最新になります。


SparkyLinux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
sparkylinux-5.16-x86_64-xfce lightdm Xfce 0'54" 4.19.0 日本語
sparkylinux-5.16-x86_64-lxqt lightdm LXQt 0'50" 4.19.0 日本語
sparkylinux-5.16-x86_64-minimalgui lightdm openbox 0'53" 4.19.0 日本語
sparkylinux-6.7-x86_64-xfce lightdm Xfce 1'01" 5.10.0 日本語
sparkylinux-6.7-x86_64-lxqt sddm LXQt 1'08" 5.10.0 日本語
sparkylinux-6.7-x86_64-kde sddm KDE 1'07" 5.10.0 日本語
sparkylinux-6.7-x86_64-minimalgui lightdm openbox 1'22" 5.10.0 日本語
sparkylinux-7.0.1-x86_64-xfce lightdm Xfce 1'21" 6.1.0 日本語
sparkylinux-7.0.1-x86_64-lxqt sddm LXQt 1'20" 6.1.0 日本語
sparkylinux-7.0.1-x86_64-kde sddm KDE 1'31" 6.1.0 日本語
sparkylinux-7.0.1-x86_64-minimalgui lightdm openbox 1'24" 6.1.0 日本語

3か月ごとに新しいバージョンがリリースされています。

sparky-conkyをインストールすると、日本語も文字化けしない綺麗なconkyを表示することができます。
定義ファイルは /opt/conky/conky-sparky.conf に作られます。
xfceではsparky-conkyコマンドで自動起動アプリに登録することができます。
openboxでは.config/openbox/autostart.shに以下を指定します。
/usr/bin/conky --config=/opt/conky/conky-sparky.conf -d
conky標準の設定よりも、表示する幅が狭いので気に入っています。

debianベースですが最初からsudoが使えるようになっています。

日本語化や壁紙の変更などを行う専用ツール(APTus AppCenter)が付属しています。
openboxでも簡単に壁紙を変更することができます。
APTus AppCenterについてはこちらに 詳しく紹介されています。

isoファイルはこちらか ら ダウンロードすることができます。


Peppermint OS

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
Peppermint-10-20191210 lightdm LXDE 1'45" 5.4.0 日本語
PeppermintOS-5-22-2022 lightdm Xfce 1'03" 5.10.0 日本語
PeppermintOS-Debian-64 lightdm Xfce 1'01" 5.10.0 日本語
PeppermintOS-devuan_64_xfce lightdm Xfce 0'56" 5.10.0 日本語

Peppermint 10まではUbuntuベースでしたが、2022年版ではDebianベースに変わりました。
それに伴い、DEもLXDE→Xfceに変わりました。
2022年版で随分早くなりました。
Peppermint 10まではChromiumが標準でインストールされていましたが、2022年版ではウェブブラウザはインストールされません。
インストール後に、好きなBrowserを選んでインストールします。
個人的にはFireFoxよりもChromiumの方が好きです。
タスクトレイにあるPeppermint CLI Updateがナイスで、これ一発で全てのパッケージが更新されます。

Devuanベースが追加され、さらに速くなりました。
[vi] が [busybox vi] に alias されていたので、分かるまでハマりました。


Emmabuntus

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
emmabuntus-de3-amd64-10.8-1.04 lightdm LXQt 1'03" 4.19.0 日本語
emmabuntus-de3-amd64-10.8-1.04 lightdm Xfce 1'03" 4.19.0 日本語
emmabuntus-de4-amd64-11.2-1.01 lightdm LXQt 1'28" 5.10.0 日本語
emmabuntus-de4-amd64-11.2-1.01 lightdm Xfce 1'25" 5.10.0 日本語
emmabuntus-de5-amd64-12.8-1.03 lightdm LXQt 1'19" 6.1.0 日本語
emmabuntus-de5-amd64-12.8-1.03 lightdm Xfce 1'16" 6.1.0 日本語

フランス産のおしゃれなDistribution。
デフォルトのDEはXfceですが、インストール後の初回起動時にLXQtに切り替えることができます。
また、ログイン画面でもDEを切り替えることができます。
Cairo-Dockが標準搭載されている、派手目のデスクトップです。


Voyager

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
Voyager-18.04.2-amd64 lightdm Xfce 1'02" 4.18.0 日本語
Voyager-20.04.2-LTS-amd64 lightdm Xfce 2'04" 5.13.0 日本語
Voyager-22.04.1-LTS-amd64 lightdm GNONE+Xfce 2'09" 5.15.0 日本語

こちらも、フランス産のおしゃれなDistribution。
Cairo-Dockが標準搭載されていて、さらにConkyも標準です。
Cairo-Dock + Conky というデラックスな仕様ですが、Conkyは控えめな表示です。
Voyager-18のShellは、プロンプトが独特で、深いパスに移動しても、プロンプトが長くなりません。
Voyager-20からは普通のプロンプトになりました。
Voyager-18のConkyは文字化けしましたが、Voyager-20で解消されました。
Voyager-22ではGnome42とXfce4.16が単一のディストリビューションに統合され、ログイン時に選択する様になりました。


Kaisen Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
kaisenlinuxrolling2.1-amd64-NETINST lightdm MATE 0'47" 5.17.0 日本語
kaisenlinuxrolling2.1-amd64-NETINST lightdm KDE 0'52" 5.17.0 日本語
kaisenlinuxrolling2.1-amd64-NETINST lightdm Xfce 0'46" 5.17.0 日本語
kaisenlinuxrolling2.1-amd64-NETINST lightdm LXQt 0'48" 5.17.0 日本語

ローリングリリースを採用しているので、カーネルのバージョンはインストールのタイミングで変わります。
IT professionals向けのツールをインストールすることができますが、これらをインストールせずに普通に使えます。
ISOイメージはこちらからダウン ロードすることができます。
ISOイメージにはNETINST版と個別DE版が有ります。
NETINST版では、インストール時にDEを複数インストールすることができますが、違いが分からなくなるので、1つだけインストールしまし た。
フランス産のDistributioにはお洒落なディスクトップの物が多いのですが、このデスクトップは地味です。
Shellのプロンプトにカラーコードを使っているので、sshでログインするとプロンプトが正しく表示されません。
chshでデフォルトのShellをzsh->bashに変更すると解消されます。
btrfsという少し珍しいファイルシステムを採用しています。
日本語入力の手順がこ ちらに公開されています。
インストール時にConkyをインストールすると、アイコン表示を伴った美しいConkyを表示しますが、残念ながら日付部分が文字化けします。
標準でインストールされるConkyの中では、最も美しいと思います。
ほとんど知られていませんが、最速クラスです。


Zorin

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
Zorin-OS-15.3-Core-64-bit gdm3 GNOME 1'20" 5.4.0 日本語
Zorin-OS-15.3-Lite-64-bit lightdm Xfce 1'13" 5.4.0 日本語
Zorin-OS-16-Core-64-bit gdm3 GNOME 1'35" 5.13.0 日本語
Zorin-OS-16.1-Lite-64-bit lightdm Xfce 1'19" 5.13.0 日本語
Zorin-OS-16.2-Core-64-bit gdm3 GNOME 1'28" 5.15.0 日本語
Zorin-OS-16.2-Lite-64-bit lightdm Xfce 1'13" 5.15.0 日本語
Zorin-OS-16.3-Core-64-bit gdm3 GNOME 1'49" 5.15.0 日本語
Zorin-OS-16.3-Lite-64-bit lightdm Xfce 1'24" 5.15.0 日本語

ダウンロードに際してメールアドレスを要求されます。
Core エディションは Gnome ですが、あまり Gnomeっぽさはありません。
軽量Linuxとして紹介しているサイトも有りますが、あまり早くないです。


linux lite

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
linux-lite-5.8-64bit lightdm Xfce 1'37" 5.4.0 日本語
linux-lite-6.0-64bit lightdm Xfce 1'37" 5.15.0 日本語

Shellのプロンプトにカラーコードを使っているので、sshでログインするとプロンプトが正しく表示されません。
$HOME/.bashrcのPowerLineをコメントアウトすると解消されます。
ログインすると必ずNum LockがONになります。
名前の割には遅いです。


trisquel

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
trisquel_10.0_amd64 lightdm MATE 1'07" 5.4.0 日本語
trisquel-mini_10.0_amd64 lightdm LXDE 1'00" 5.4.0 日本語
trisquel_10.0.1_amd64 lightdm MATE 1'03" 5.4.0 日本語
trisquel-mini_10.0.1_amd64 lightdm LXDE 0'59" 5.4.0 日本語
triskel_10.0.1_amd64 sddm KDE 1'00" 5.4.0 日本語
trisquel_11.0_amd64 lightdm MATE 1'12" 5.15.0 日本語
trisquel-mini_11.0_amd64 lightdm LXDE 1'05" 5.15.0 日本語
triskel_11.0_amd64 sddm KDE 1'18" 5.15.0 日本語

9.0は日本語を選んでインストールすると/etc/apt/source.listが正しく設定されず、
apt updateできなくなる不具合が有りましたが、10.0で解消されました。
aptリポジトリにはpython3-pipが有りません。
pipをインストールする場合、以下の手順でインストールする必要が有ります。
$ sudo apt install curl python3-distutils
$ curl "https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py" -o "get-pip.py"
$ sudo python3 get-pip.py


Uruk GNU/Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
uruk_3.0 lightdm MATE 1'06" 5.15.80 日本語

trisquelをベースとしたDistribution。
無名のDistributionですが早いです。


q4os

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
q4os-2.8-x64-instcd.r1 tdm KDE 0'43" 4.9.0 日本語
q4os-3.15-x64.r1 sddm KDE Plasma 0'55" 4.19.0 日本語
q4os-3.15-x64-tde.r1 tdm Trinity 0'49" 4.19.0 日本語
q4os-4.12-x64.r3 sddm KDE Plasma 1'09" 5.10.0 日本語
q4os-4.12-x64-tde.r3 tdm Trinity 1'03" 5.10.0 日本語
q4os-5.4-x64.r1 sddm KDE Plasma 1'34" 6.1.0 日本語
q4os-5.4-x64-tde.r1 tdm Trinity 1'19" 6.1.0 日本語

32Bit版が有るので、超低スペックPCでよく使われるDistributionです。
TrinityはKDE3.5から派生したDEで、KDE Plasmaの軽量版の位置づけです。
起動時間はどちらもあまり変わりませんが、ログインしてからDESKTOPが表示されるまでの時間はTrinityの方が早いです。
Trinityを採用しているDistributionは非常に少なく、デフォルトでこのDEを採用しているのは
q4osとExe GNU/LINUX(Live Imageのみの提供)ぐらいです。

過去の安定板はこちらか らダウンロードすることができます。

NetInstallなので、インストール直後から全てのパッケージが最新になります。
q4os-4.12-x64.r3/q4os-4.12-x64-tde.r3はV4の最終バージョンです。
これ以降はV5バージョンになります。

Look Swicherでメニュー表示をWindowsそっくりにすることができます。


lxle

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
lxle-18043-64 lightdm LXDE 0'58" 4.15.0 日本語
LXLE-Focal-Release lightdm LXDE 1'13" 5.4.0 日本語

軽量Linuxとして有名ですが、2022年から更新が止まっています。
LXLE-Focal-Releaseのデフォルトの壁紙はどう見ても日本(東京)です。
LXDEはlubuntu 18.04までの標準DEで、これ以降のlubuntuはLXQtに移行しました。
LXDEのままのlubuntu更新版と言った感じです。


AntiX

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
antiX-19.5_x64-full slim 選択 0'40" 4.9.0 日本語
antiX-21_x64-base slimski 選択 0'44" 4.9.0 日本語
antiX-21_x64-full slimski 選択 0'44" 4.9.0 日本語
antiX-21_x64-full slimski 選択 1'27"
5.10.0 日本語
antiX-22_x64-base slimski 選択 0'39 4.9.0 日本語
antiX-22_x64-full slimski 選択 1'22" 5.10.142 日本語
antiX-23.2_x64-base slimski 選択 0'38 5.10.224 日本語
antiX-23.2_x64-full slimski 選択 0'45 6.1.105 日本語

軽量Linuxとして有名です。
slimskiはslimの改良版の様ですがほとんどネットに情報が有りません。
MX Linuxと共通のコンポーネントを使っています。
full と base ではプレインストールされるアプリが違います。
fullでは必要なアプリが全てインストールされた状態になります。
古いバージョンではbaseに日本語フォントがインストールされていない不具合が有ったようですが、この不具合は解消されています。
また、fullではインストール時にLegacy KernelとModern Kernelを選ぶことができます。

Core2マシンでV5 Kernelを起動すると、ブートを開始するまでに時間がかかります。
どうもRamDiskの作成時に何かを待っているようですが、Core-i3ではこのようなことは有りません。
高速に起動します。

ログイン時に好きなDEを選ぶことができます。いずれも軽量なDEです。
DEによっては右クリックメニューが見事に文字化けします。
Fluxbox,、IceWM、JWMのデスクトップは単純な壁紙で、アイコンを置くことができません。
ROX-IceWMやZZZ-IceWMのデスクトップには、アイコンを置くことができます。
ROX-IceWMが標準のDEの様ですが、デスクトップのアイコンの位置に違和感が有ります。
ROX Desktopについては、こちらに 詳細な説明が公開されています。
ZZZ Desktopに関する情報を探しましたが見つけることができません。
Conkyの日付は相変わらず文字化けします。

slimやslimskiはユーザ名->ENTER->パスワード->ENTERと少し面倒です。
そこで、こ ちらの手順に従ってlightdm+Xfceに置き換えました。
パッケージインストーラでXfceを指定するだけです。
インストールの途中でデフォルトのディスプレイマネージャの選択が有りますが、ここはlightdmにする必要が有ります。
インストール後に再起動するとlightdm+Xfceになります。
但し、lightdmのユーザのDropDownが表示されないので、こ ちらの手順でユーザのDropDown表示を有効にします。
これでパスワード->ENTERだけでログインできるようになります。
Xfce環境では最高速の部類です。

デフォルトでは無茶苦茶沢山の言語サポートが有効になっています。
アップデートに時間が掛かるので、日本語と英語だけ有効に変更した方がいいです。
不要な言語サポートを削除するのは、以下のコマンドが便利です。
sudo dpkg-reconfigure locales


Devuan GNU+Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstall slim Xfce 0'49" 4.19.0 日本語
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstall slim MATE 0'52" 4.19.0 日本語
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstall slim Cinnamon 0'54" 4.19.0 日本語
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstall slim KDE 0'49" 4.19.0 日本語
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstall slim LXQt 0'48" 4.19.0 日本語
devuan_chimaera_4.0.0_amd64_netinstall slim Xfce 0'48" 5.10.0 日本語
devuan_chimaera_4.0.0_amd64_netinstall lightdm MATE 0'54" 5.10.0 日本語
devuan_chimaera_4.0.0_amd64_netinstall lightdm Cinnamon 1'02" 5.10.0 日本語
devuan_chimaera_4.0.0_amd64_netinstall sddm KDE 0'57" 5.10.0 日本語
devuan_chimaera_4.0.0_amd64_netinstall lightdm LXQt 0'54" 5.10.0 日本語
devuan_chimaera_4.0.0_amd64_netinstall slim GNOME Flashback 0'56" 5.10.0 日本語
devuan_daedalus_5.0.1_amd64_netinstall slim Xfce 0'58" 6.1.0 日本語
devuan_daedalus_5.0.1_amd64_netinstall lightdm MATE 1'02" 6.1.0 日本語
devuan_daedalus_5.0.1_amd64_netinstall lightdm Cinnamon 1'07" 6.1.0 日本語
devuan_daedalus_5.0.1_amd64_netinstall sddm KDE 1'12" 6.1.0 日本語
devuan_daedalus_5.0.1_amd64_netinstall lightdm sddm 1'05" 6.1.0 日本語
devuan_daedalus_5.0.1_amd64_netinstall lightdm LXDE 1'06" 6.1.0 日本語
devuan_daedalus_5.0.1_amd64_netinstall slim GNOME Flashback 0'52" 6.1.0 日本語

debianをベースとして、systemdへの依存の除去あるいは必要な修正がなされたDistributionです。
サービスの管理を行うためのsystemctlコマンドが有りません。
systemctlをバリバリ使う用途には向いていません。
systemdの代替としてsysvinit/openrc/runitのいずれかを選択する事ができますが、これらの違いは良く分かりません。
ISOイメージはこちらからダウンロードすることができま す。

今では珍しいdialogベースのインストーラーです。
インストールの手順はdebianとよく似ています。
本家debianと同様に、インストール時にDEを複数インストールすることができますが、
違いが判らなくなるので、1つだけインストールしました。
NetInstallなので、インストール直後から全てのパッケージが最新になります。
debian本家と同様に、デフォルトではsudoコマンドが使えません。
あまり有名ではありませんが、最速クラスです。

slimはユーザ名 -> Enter -> パスワード -> Enterの2段階入力です。
そこで、Display Managerをslimからlightdmに置きかえてみました。
置き換えは以下のコマンドで行います。
$ sudo apt install lightdm
lightdmは最後にログインしたユーザ名を覚えておくことができます。

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstall lightdm Xfce 0'54" 4.19.0 日本語
devuan_chimaera_4.0.0_amd64_netinstall lightdm Xfce 0'55" 5.10.0 日本語
devuan_daedalus_5.0.1_amd64_netinstall lightdm Xfce 1'02" 6.1.0 日本語


Star Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
star-3.1.0-spock_2021.03-xfce_amd64 slim Xfce 0'42" 4.19.0 日本語
star-3.1.0-spock_2021.03-fluxbox_amd64 slim fluxbox 0'40" 4.19.0 日本語
star-3.1.0-spock_2021.03-openbox_amd64 slim openbox 0'40" 4.19.0 日本語
star-3.1.0-spock_2021.03-jwm_amd64 slim jwm 0'40" 4.19.0 日本語
star-3.0.0-spock_2020.06-i3_amd64 slim i3 0'43" 4.19.0 日本語
star-4.0.0-uhura-xfce_amd64 slim Xfce 0'38" 5.10.0 日本語
star-4.0.0-uhura-openbox_amd64 slim openbox 0'44" 5.10.0 日本語
star-4.0.0-uhura-i3_amd64 slim i3 0'45" 5.10.0 日本語

devuanから派生したDistribution。
ISOイメージはこちらか らダウンロードすることができます。
ISOイメージをrufusでUSBメモリーに書き込むと、インストーラーが途中で止まります。
Win32DiskImagerで書き込むとインストールできました。

star-3.1.0-spock_2021.03 と star-4.0.0-uhura ではインストール手順が違います。

star-3.1.0-spock_2021.03

ブートメニューからGraphic Installer、Text Installerを選ぶことができます。
私の環境では、Graphic Installerを選ぶとキーパッドが動かなかったので、Text Installerを選んでインストールしました。
インストール時に日本語を選んでも日本語フォントがインストールされないので、インストール後のメニューが文字化けします。
インストール後に、日本語フォントをインストールすると文字化けは解消されます。

インストール後の初回ログイン時に /usr/bin/star-welcome が起動され、メニューからアプリのインストールを行うことができます。
ブラウザーとして、firefox/chromiun/chromeから選んでインストールすることができます。
また、LAPTOP SUPPORTとしてacpi/acpi-support/xfce4-power-managerをインストールすることができます。
Conkyがデフォルトでインストールされていますが、控えめな表示です

日本語入力の設定は以下の手順で行いました。
$ sudo apt install fcitx fcitx-mozc fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3 fcitx-frontend-qt4 fcitx-frontend-qt5 fcitx-ui-classic fcitx-config-gtk mozc-utils-gui
$ sudo apt install im-config
$ im-config -n fcitx
$ sudo reboot

Devuanにはないfluxbox、openbox、jwm、i3(i3-win)を選ぶことができます。
fluxboxとopenboxは、どちらもblackboxをルーツにしています。
fluxbox、openbox、jwmはよく似ているので、一目見ただけでは区別がつきません。
これらの環境ではデスクトップにアイコンやファイルを置くことができません。デスクトップは単なる背景に過ぎません。
デスクトップにアイコンを置くためには、ideskの様なツールを別途インストールする必要が有ります。
アプリケーションは全てメニューから起動します。
Windowsに慣れていると、何もないデスクトップというのは、なかなか新鮮です。

i3 Window Managerは、メニューが無いので、キーボードショートカットに慣れていないと、全く使いこなせません。
とりあえずWindowsキー+Enterキーでターミナルが開きます。
Windowsキー+Shiftキー+eキーでLogoutウィンドウが開きます。
i3 Window Managerはアプリがフルスクリーンで起動されるので、
WorkSpaceをどんどん切り替えて使うことになります。

なぜか、NetworkManagerがインストールできません。
WiFiの初期化はどのようにすればいいのか、分かっていません。

star-4.0.0-uhura-xfce_amd64

ブートメニューにInstallerが有りません。
Liveで起動してからデスクトップのインストーラーを起動しますが、使用する言語を日本語に変更するとインストーラーが文字化けします。
言語はAmerican EnglishのままLocationページで言語をja_JP.UTF-8に変更してインストールを続けます。
インストール後にも再び日本語フォントをインストールする必要が有ります。

star-4.0.0-uhura-openbox_amd64

ブートメニューにInstallerが有りません。
Liveで起動してもメニューにインストーラーが見当たりません。
Terminalを起動して、install-debianコマンドでインストーラが起動しますが、使用する言語を日本語に変更するとインストー ラーが文字化けします。
言語はAmerican EnglishのままLocationページで言語をja_JP.UTF-8に変更してインストールを続けます。
インストール後にも再び日本語フォントをインストールする必要が有ります。

star-4.0.0-uhura-i3_amd64

ブートメニューにInstallerが有りません。
Liveで起動してもメニューにインストーラーが見当たりません。
Windowsキー+EnterキーでTerminalを起動して、install-debianコマンドでインストーラが起動しますが、使用す る言語を日本語に変更するとインストーラーが文字化けします。
言語はAmerican EnglishのままLocationページで言語をja_JP.UTF-8に変更してインストールを続けます。
インストール後にも再び日本語フォントをインストールする必要が有ります。

slimはユーザ名 -> Enter -> パスワード -> Enterの2段階入力です。
そこで、Display Managerをslimからlightdmに置きかえてみました。
$ sudo apt install lightdm
ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
star-3.1.0-spock_2021.03-xfce_amd64 lightdm Xfce 0'45" 4.19.0 日本語
star-3.1.0-spock_2021.03-fluxbox_amd64 lightdm fluxbox 0'42" 4.19.0 日本語
star-3.1.0-spock_2021.03-openbox_amd64 lightdm openbox 0'42" 4.19.0 日本語
star-3.1.0-spock_2021.03-jwm_amd64 lightdm jwm 0'42" 4.19.0 日本語


Exe GNU/Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
exegnu64_beowulf-20211011 tdm Trinity 0'49" 4.19.0 英語
exegnu64_chimaera-20220306 tdm Trinity 0'58" 5.10.0 英語

devuanから派生したDistribution。
TrinityはKDE3.5から派生したDEで、Debain/Ubuntuで、このDEを採用しているDistributionは珍しいで す。
インストーラーはdialogとも違う独自の物です。
インストール時にKeybordをJapaneseに変更しても、インストールすると無効になります。
インストール中にgpartdを使って、インストール先のパーテイションを作成する必要が有ります。
慣れないと何回もインストールすることになりますが、インストールはあっという間に終わります。
インストーラーは日本語に対応していません。
timezoneだけ日本に変更してインストールしました。

keymapが英語のままだとShift+数字キーで正しい文字が使えないので、インストール後に、keymapを変更する必要が有ります。
Menu-->Control Center-->Regional & Accessbility-->Keyboard Layout
Available layoutsからJapaneseを選んでAdd
Japanese以外をRemove
Keyboard  modelは変更せずにApply
これで、Shift+数字キーで正しい文字が使えるようになります。


KDE neon

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
neon-user-20220407-0947 sddm KDE Plasma 1'21" 5.13.0 日本語
neon-user-20220526-0948 sddm KDE Plasma 1'24" 5.13.0 日本語

ウィジェットが充実しています。


BunsenLabs Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
lithium-3-amd64.hybrid lightdm openbox 0'52" 4.19.0 日本語
beryllium-1-amd64.hybrid lightdm openbox 0'59" 5.10.0 日本語
boron-1-240123-amd64.hybrid lightdm openbox 1'08" 6.1.0 日本語

Liveで起動してもインストーラーが有りません。
インストールするためには、ブートメニューからInstallを選ぶ必要が有ります。
ISOイメージをrufusでUSBメモリーに書き込むと、インストーラーが途中で止まります。
Win32DiskImagerで書き込むとインストールできました。
Windowsキー+1文字で、色々なショートカットが定義されています。
openboxなので派手さは有りませんが早いです。
コードネームは原子番号のラテン語です。


Freespire

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
Freespire-82-desktop-amd64 sddm KDE Plasma 1'26" 5.13.0 日本語

商用LinuxのLinspireのOSS版。
バージョンにより標準DEは色々変化していますが、このバージョンのDEはKDEです。
KDEのDEは華やかなものが多いですが、このKDEはものすごくシンプルなDEです。


Parrot

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
Parrot-home-5.0.1_amd64 lightdm MATE 0'54" 5.16.0 日本語
Parrot-home-5.1.2_amd64 lightdm MATE 0'54" 6.0.0 日本語
Parrot-home-5.3_amd64 lightdm MATE 0'59" 6.1.0 日本語
Parrot-home-6.2_amd64 lightdm MATE 1'03" 6.10.11 日本語

debianから派生したDistribution。
Parrot Security Edition は、ペネトレーション テストおよびレッド チームの操作用に設計された専用のオペレーティング システムですが。
Parrot Home Edition は、典型的な Parrot のルック アンド フィールを備えた汎用オペレーティング システムです。
btrfsという少し珍しいファイルシステムを採用しています。
あまり有名ではありませんが早いです。
bashのプロンプトが独特で2段の表示ですが、sshでログインしても文字化けしません。


Kona Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
konalinux-6.0-black-legacy_x86_64 lightdm LXDE 1'13" 5.10.0 日本語
konalinux-6.0-xfce-legacy_x86_64 lightdm LXDE 1'14" 5.10.0 日本語

こ ちらにインストールの注意点が公開されています。
このマシンではlegacy版しかインストールできませんでした。
インストール直後の最初のログイン時に、skype、vivaldi、GoogleChromeなどの追加が自動的に行われます。
日本で開発されたDistributionです。


KLUE(Kona Linux Ubuntu Edition)

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
klue-5.0-xfce_x86_64 lightdm Xfce 2'11" 5.15.0 日本語

Kona LinuxのUbuntu版です。
Rufus3.18で書き込むと、インストールが途中で止まります。
Rufus3.13で書き込むと、インストールできました。


basix

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
basix-4.0_x86_64 lightdm LXDE 1'30" 4.15.0 日本語
basix-5.0_x86_64 lightdm LXDE 1'48" 5.4.0 日本語

basix-6.0_x86_64はUSBからbootできませんでした。


natureOS

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
natureOS-5.0_x86_64 lightdm Xfce 1'46" 5.4.0 日本語
natureOS-6.0.1_x86_64 lightdm Xfce 1'51" 5.15.0 日本語

Slingscoldランチャーが実装されています。


siduction

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
siduction-21.3.0-wintersky-xfce-amd64-202112231826 sddm Xfce 1'29" 5.18.5 日本語
siduction-21.3.0-wintersky-lxqt-amd64-202112231805 sddm LXQt 1'25" 5.18.5 日本語
siduction-21.3.0-wintersky-kde-amd64-202112231751 sddm KDE 1'26" 5.18.5 日本語

aptosid(旧sidux)から派生したDistribution。
インストール時に放置するとスクリーンロックされますが、面倒なことに解除時にパスワード(live)が必要です。
debian本家と同様に、デフォルトではsudoコマンドが使えません。
インストール直後のapt updateはエラーになるので、Synaptikを使って更新する必要が有ります


AcademiX GNU/Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
AcademiX_2.7-stable_64bit lightdm MATE 0'56" 4.19.0 日本語

教育用に特別に構築されたDistribution。
EDUと呼ばれる教育用のアプリケーションをインストールするためのインストールユーティリティが搭載されています。
インストール時に日本語を選んでも日本語フォントがインストールされないので、見事にいろいろ文字化けします。
インストール後に、日本語フォントをインストールすると文字化けは解消されます。


elementaryos

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
elementaryos-5.1-stable.20200814 lightdm Pantheon 1'06" 5.4.0 日本語
elementaryos-6.1-stable.20211218-rc lightdm Pantheon 1'16" 5.13.0 日本語
elementaryos-7.0-stable.20230129rc lightdm Pantheon 1'57" 6.2.0 日本語

MAC OSを意識したDEです。
Debian/Ubuntuベースで、このDEを採用しているのは、おそらくこれだけです。
distrowatchで検索しても、これを採用しているDistributionがは全部で4つしか有りません。
デスクトップの下に表示されるDockは、Cairo-Dockによく似ていますが、よりシンプルなPlankです。

こち らから古いバージョンを ダウンロードできます。
6.xでは日本語でインストールすると、インストール途中で止まります。
こちらに 回避策が公開されています。
7.0ではこの障害は対策されていて、日本語でインストールをすることができます。

Display Managerはlightdmですが、ものすごくカスタマイズされています。


Bodhi Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
bodhi-4.5.0-64 lightdm Moksha 0'40" 4.13.0 日本語
bodhi-5.1.0-64 lightdm Moksha 1'03" 4.15.0 日本語
bodhi-6.0.0-64 lightdm Moksha 1'04" 5.4.0 日本語

MokshaはEnlightenment-17から派生したDEで、Debian/Ubuntuベースで、このDEを採用しているのは、おそら くこれだけです。
bodhi-4.5.0-64はインストーラーが文字化けします。
日本語フォントをインストールしてからインストーラーを起動すると文字化けは解消されます。

bodhi-5.1.0-64はLiveで起動して、インストーラーを起動すると、ログインユーザのデフォルトがbodhiとなります。
このまま進めると、ログイン時にパスワードを要求する設定でインストールしても、ログイン画面が表示されません。
ユーザ名を変更するとログイン画面が表示されます。
Boot MenuでInstallを選ぶと、ログインユーザのデフォルトは空白となります。


Pardus

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
Pardus-19.5-XFCE-amd64 lightdm Xfce 1'13" 4.19.0 日本語
Pardus-21.0-XFCE-amd64 lightdm Xfce 1'10" 5.10.0 日本語
Pardus-21.2-XFCE-amd64 lightdm Xfce 1'13" 5.10.0 日本語

ISOイメージをrufusでUSBメモリーに書き込むと、インストーラーが途中で止まります。
Win32DiskImagerで書き込むとインストールできました。
インストーラーは英語で起動しますが、インストール後に使用する言語として日本語を選ぶことができます。
古いバージョンはこちらか らダウンロードすることができます。


Ufficio Zero

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
UZL-Tropea-3_3-desktop-x86_64 lightdm MATE 1'15" 5.4.0 日本語
UZL-Urbino-4_0-desktop-x86_64 lightdm MATE 1'19" 5.10.0 日本語


BackBox Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
backbox-7-desktop-amd64 lightdm Xfce 1'20" 5.4.0 日本語

侵入テストとセキュリティ評価を実行するために開発された Ubuntu ベースのディストリビューションです。


Feren OS

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
Feren-OS-standarddt lightdm KDE 1'16" 5.15.0 日本語

ロケーション、キーボード、ユーザー情報は再起動後のWelcome画面で行うタイプです。
日本語表示や日本語入力などはこ ちらに紹介されています。


kali linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
kali-linux-2022.3-installer-amd64 lightdm Xfce 1'15" 5.18.0 日本語

デジタル・フォレンジックやペネトレーションテスト用に設計された、Debian派生のLinuxディストリビューション。
ISOイメージをrufusでUSBメモリーに書き込むと、インストーラーが途中で止まります。
Win32DiskImagerで書き込むとインストールできました。
DEはXfceですがデフォルトのターミナルアプリはxfce4-terminalではなく、QTerminalなので少し戸惑います。


SpiralLinux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
SpiralLinux_LXQt_11.220925_x86-64 lightdm LXQt 0'50" 5.18.0 日本語
SpiralLinux_XFCE_11.220925_x86-64 lightdm Xfce 0'49" 5.18.0 日本語
SpiralLinux_Mate_11.220925_x86-64 lightdm MATE 0'52" 5.18.0 日本語
SpiralLinux_LXQt_12.231008_x86-64 lightdm LXQt 0'59" 6.4.0 日本語
SpiralLinux_XFCE_12.231008_x86-64 lightdm Xfce 0'59" 6.4.0 日本語
SpiralLinux_Mate_12.231008_x86-64 lightdm MATE 1'06" 6.4.0 日本語

2022年に開発された新しいDistribution。
debianをベースにしていますが、最初からsudoコマンドが使えるようになっています。
btrfsという少し珍しいファイルシステムを採用しています。
シンプルで高速です。
6.4.0になっても高速なのは嬉しいです。


FunOS

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
funos-22.04.5-desktop-amd64 lightdm JWM 0'57" 6.8.0 日本語
funos-24.04.1-stable.20240901 lightdm JWM 1'12" 6.8.0 日本語

2024年に公開された新しいDistribution。
Ubuntu 22/24をベースにしていますが、JWMというLegacyなDEを採用しています。
Ubuntuには公式フレーバーが幾つか有りますが、JWM版のUbuntuです。
JWMを採用しているDistributionは幾つか有りますが、Ubuntu+JWMはおそらくこれだけです。
メニューは英語ですが、日本語フォントがインストールされているので、日本語ページの表示は問題有りません。
ただし、JWM環境の日本語入力はハードルが高いです。
funos-24.04.1の壁紙はアジアの国の風景です。
シンプルで速いです。


Rhino Linux

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
Rhino-Linux-2025.1-amd64 lightdm Xfce 1'06" 6.12.3 日本語

2023年に公開された新しいDistribution。
Ubuntuをベースにしています。
ワイン色がシンボルカラーの綺麗なディスクトップです。
こちらのホームページもワイン色です。
左側にplankメニューが表示される少し変わったレイアウトです。
アプリケーションメニューは、ディスクトップの右クリックメニューの中に有ります。


PCLinuxOS

ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
pclinuxos64-xfce-2022.04.10 gdm Xfce 1'03" 5.16.20 日本語
pclinuxos64-mate-2022.04.10 gdm MATE 0'58" 5.16.20 日本語
pclinuxos64-kde-2022.04.20 kdm KDE 0'57" 5.18.11 日本語
pclinuxos64-kde-darkstar-2022.07.1 kdm KDE 0'56" 5.18.10 日本語
community-pclinuxos64-lxqt-2022.04 gdm LXQt 0'56" 5.16.20 日本語
community-pclinuxos64-openbox-2022.01 gdm openbox 0'55" 5.15.15 日本語
community-pclinuxos64-tde-mini-2022.06 tdm TDE 1'05" 5.15.35 英語
community-pclinuxos64-trinity-bigdaddy-2022.05 tdm TDE 0'56" 5.17.7 英語
pclinuxos64-xfce-2024.10 gdm Xfce 0'58" 6.6.53 日本語
pclinuxos64-mate-2024-10 gdm MATE 0'57" 6.6.53 日本語
pclinuxos64-kde-2024.10 kdm KDE 1'03" 6.6.53 日本語
pclinuxos64-kde-darkstar-2024.10 kdm KDE 1'05" 6.6.53 日本語

かつて存在したMandrake(Mandriva)を源流とするDistribution。
debian/ubuntuベースではありませんが、aptを使ってパッケージ更新・検索・追加ができるので特別参加です。
全てのISOイメージはこ ちらからダウンロードすること ができます。
KDE DarkstarはKDEの最小セットの様です。
ローリングリリースを採用しているので、カーネルのバージョンはインストールのタイミングで変わります。
私の環境では、インストールが終わって、再起動のためにShutdownしても電源が切れませんでした。

パッケージリポジトリはPCLinuxOS独自の物です。
debian/ubuntuベースではないので、debian/ubuntuで使える一部のコマンドが有りません。
インストール手順、日本語化の手順はこ ちらに詳しく公開されています。
communityも同じ手順です。
tde-mini と trinity-bigdaddy はLanguage archiveが見つからないので日本語にすることができませんでした。
2024年版ではLocalization Manager(addlocale)は、Software CenterからConfigration→Configure your Languageに移動しています。
Localization Managerは、全てのパッケージが最新になっていないと動きません。

インストールする環境によっては、インストール後の再起動でeth0を認識しないことが有ります。
古いハードウェアのサポートが有効になっていないのが原因です。
こ ちらに解決方法が公開されています。
私の環境では以下で解決することが出来ました。
$ su
# modprobe tg3

sudoがインストールされていません。
sudoをインストールした後に、ユーザをwheelグループに加えることで、一般ユーザでもsudoが使えるようになります。
$ su
# apt update
# apt install sudo
# gpasswd -a ユーザ名 wheel
# reboot

2022年版ではインストール時にホスト名を指定することができませんでしたが、2024年版では解消されています。
ローリングリリースを採用しているので、カーネルのバージョンはインストールのタイミングで変わりますが、
簡単にバージョンダウンすることができます。
複数のカーネルがインストールされているときは、ブートメニューでカーネルを選ぶことができます。
$ su
# apt update
# apt-cache search kernel
basesystem-uml - The skeleton package which defines a simple Linux system to be run under UML
dkms-broadcom-wl - Kernel module for Broadcom wireless adapters linux-4.11.
kernel-5.10.114-pclos1 - The Linux kernel
kernel-5.15.65-pclos1 - The Linux kernel
kernel-5.18.19-pclos1 - The Linux kernel
kernel-5.19.7-pclos1 - The Linux kernel
kernel-5.4.195-pclos1 - The Linux kernel

# apt install kernel-5.15.65-pclos1

非常に完成度が高く、軽量です。


軽量Linuxランキング-4.X.X

沢山あるので、日本語でインストールできないものは除外しました。
ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
antiX-22_x64-base slimski 選択 0'39 4.9.0 日本語
antiX-19.5_x64-full slim 選択 0'40" 4.9.0 日本語
star-3.1.0-spock_2021.03-fluxbox_amd64 slim fluxbox 0'40" 4.19.0 日本語
star-3.1.0-spock_2021.03-openbox_amd64 slim openbox 0'40" 4.19.0 日本語
star-3.1.0-spock_2021.03-jwm_amd64 slim jwm 0'40" 4.19.0 日本語
bodhi-4.5.0-64 lightdm Moksha 0'40" 4.13.0 日本語
star-3.1.0-spock_2021.03-xfce_amd64 slim Xfce 0'42" 4.19.0 日本語
q4os-2.8-x64-instcd.r1 tdm KDE 0'43" 4.9.0 日本語
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstal slim LXQt 0'48" 4.19.0 日本語
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstal slim Xfce 0'49" 4.19.0 日本語
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstal slim KDE 0'49" 4.19.0 日本語
q4os-3.15-x64-tde.r1 tdm Trinity 0'49" 4.19.0 日本語
sparkylinux-5.16-x86_64-lxqt lightdm LXQt 0'50" 4.19.0 日本語
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstal slim MATE 0'52" 4.19.0 日本語
BunsenLabs_Linux_lithium-3-amd64.hybrid lightdm openbox 0'52" 4.19.0 日本語
sparkylinux-5.16-x86_64-minimalgui lightdm openbox 0'53" 4.19.0 日本語
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstal slim Cinnamon 0'54" 4.19.0 日本語
sparkylinux-5.16-x86_64-xfce lightdm Xfce 0'54" 4.19.0 日本語
q4os-3.15-x64.r1 sddm KDE Plasma 0'55" 4.19.0 日本語
AcademiX_2.7-stable_64bit lightdm MATE 0'56" 4.19.0 日本語
lxle-18043-64 lightdm LXDE 0'58" 4.15.0 日本語

軽量Linuxランキング-5.X.X

沢山あるので、日本語でインストールできないものは除外しました。
ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
antiX-23.2_x64-base slimski 選択 0'38 5.10.224 日本語
star-4.0.0-uhura-xfce_amd64 slim Xfce 0'38" 5.10.0 日本語
star-4.0.0-uhura-openbox_amd64 slim openbox 0'44" 5.10.0 日本語
star-4.0.0-uhura-i3_amd64 slim i3 0'45" 5.10.0 日本語
kaisenlinuxrolling2.1-amd64-NETINST lightdm Xfce 0'46" 5.17.0 日本語
kaisenlinuxrolling2.1-amd64-NETINST lightdm MATE 0'47" 5.17.0 日本語
kaisenlinuxrolling2.1-amd64-NETINST lightdm LXQt 0'48" 5.17.0 日本語
devuan_chimaera_4.0.0_amd64_netinstall slim Xfce 0'48" 5.10.0 日本語
SpiralLinux_XFCE_11.220925_x86-64 lightdm Xfce 0'49" 5.18.0 日本語
SpiralLinux_LXQt_11.220925_x86-64 lightdm LXQt 0'50" 5.18.0 日本語
SpiralLinux_Mate_11.220925_x86-64 lightdm MATE 0'52" 5.18.0 日本語
kaisenlinuxrolling2.1-amd64-NETINST lightdm KDE 0'52" 5.17.0 日本語
Parrot-home-5.0.1_amd64 lightdm MATE 0'54" 5.16.0 日本語
devuan_chimaera_4.0.0_amd64_netinstall lightdm MATE 0'54" 5.10.0 日本語
devuan_chimaera_4.0.0_amd64_netinstall lightdm LXQt 0'54" 5.10.0 日本語
devuan_chimaera_4.0.0_amd64_netinstall slim GNOME Flashback 0'56" 5.10.0 日本語
lubuntu-18.04.5-desktop-amd64 lightdm LXDE 0'56" 5.4.0 日本語
PeppermintOS-Devuan_64 lightdm Xfce 0'56" 5.10.0 日本語
devuan_chimaera_4.0.0_amd64_netinstall sddm KDE 0'57" 5.10.0 日本語
trisquel-mini_10.0.1_amd64 lightdm LXDE 0'59" 5.4.0 日本語
sparkylinux-6.4-x86_64-kde sddm KDE 0'59" 5.10.0 日本語
BunsenLabs_Linux_beryllium-1-amd64.hybrid lightdm openbox 0'59" 5.10.0 日本語
triskel_10.0.1_amd64 sddm KDE 1'00" 5.4.0 日本語

軽量Linuxランキング-6.X.X

2023年から幾つかのDistributionが6.Xに移行し始めています。
一般的に起動時間は4.x>5.x>6.xの傾向が有りますが、幾つかはまだ1分以内に収まっています。
ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 言語
antiX-23.2_x64-full slimski 選択 0'45 6.1.105 日本語
devuan_daedalus_5.0.1_amd64_netinstall slim GNOME Flashback 0'52" 6.1.0 日本語
Parrot-home-5.1.2 lightdm MATE 0'54" 6.0.0 日本語
funos-22.04.5-desktop-amd64 lightdm JWM 0'57" 6.8.0 日本語
pclinuxos64-mate-2024-10 gdm MATE 0'57" 6.6.53 日本語
devuan_daedalus_5.0.1_amd64_netinstall slim Xfce 0'58" 6.1.0 日本語
pclinuxos64-xfce-2024.10 gdm Xfce 0'58" 6.6.53 日本語
SpiralLinux_LXQt_12.231008_x86-64 lightdm LXQt 0'59" 6.4.0 日本語
SpiralLinux_XFCE_12.231008_x86-64 lightdm Xfce 0'59" 6.4.0 日本語



DEによる使用メモリーの違い

Devuan GNU+LinuxはNetInstallなので、DEに関係なく、BaseSystemは同じものがインストールされるので、
デフォルトで起動されるプロセスは同じです。
また、devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstallでは、DEに関係なくDisplay Managerにはslimが使われます。
そこで、DEによる使用メモリーの違いをconkyを使って実測してみました。
CinnamonとKDEが多いのは想定していましたが、LXQtが一番少ないのは想定外でした。
ISO IMAGE Display Manager Desktop Environment 所要時間 Kernel 使用メモリ
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstall slim Xfce 0'49" 4.19.0 310MB
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstall slim MATE 0'52" 4.19.0 352MB
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstall slim Cinnamon 0'54" 4.19.0 575MB
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstall slim KDE 0'49" 4.19.0 495MB
devuan_beowulf_3.1.1_amd64_netinstall slim LXQt 0'48" 4.19.0 300MB