ESP8266をWifiモデムとして使う

ATコマンドによるメール送信(SMTP通信)


gmailのアカウントを使ってESP01+ATコマンドでメールを送る方法が分かりましたので紹介します。
最初に(当然ですが)gmailのアカウントを取得してください。
アカウントを取得したら、googleにサインインしMy Accountのこ ちらのページ の一番下が「Allow less secure apps: ON」になっていることを確認してください。

次に、gmailのメールアドレス、パスワードを、このペー ジを使ってBase64の文字列に変換しま す。
例えばメールアドレスが「aaa@gmail.com」の場合、上の欄に「aaa@gmail.com」を指定して
ENCODEボタンを押すと下の欄に「YWFhQGdtYWlsLmNvbQ==」が表示されるのでこれを控えます。(→重要)
パスワードについても同様にBase64の文字列に変換しこれを控えます。(→これも重要)
Base64に変換したメールアドレス、パスワードはメール送信の際に使いますので、メモ帳などで記録しておいてください。

ATコマンドでサーバーに接続する際には[AT+CIPSTART]を使います。
このときtypeパラメータにTCP/UDP以外に、SSLというパラメータがあることに気が付きました。
これを使えばSSLでの接続が可能になります。

スケッチはこ ちらで公開しています。
Arduino-IDEのスケッチEDITORの文字コードはUTF-8なので、本文中の日本語はそのまま通ります。
ユーザ名、パスワードが正しいと、シリアルモニターにはこのように表示されます。


UNO、NANO、ProMiniなど、イーサネットを持たないボードでも、ESP-01をモデムとして使うことでメール送信ができるように なります。

次回はATコマンドによるNTPクライアントを紹介します。