ESP-IDFを使ってみる

ピッチ変換基盤

ESP32を使っているとレギュレータやUSB-TTL変換チップの付いていない状態で、ESP32を使いたいことが時々有ります。
そのようなときにはピッチ変換基盤が必要になります。
そこで、2021年時点で入手できる変換基盤を紹介します。

こちらはAitendoのP-ESP32Dです。
10Kのチップ抵抗でENをPullUpしていて、RESETを押すとGNDに落ちます。
IO0はオープンで、SWを押すとGNDに落ちます。
ESP32内部でIO0はプルアップされているのでオープンでファームが起動します。
チップコンデンサー、チップ抵抗共に表面実装1206サイズです。




こちらはAitendoのP-ESP32Eです。
10Kのチップ抵抗でENとGPIO0をそれぞれPullUpしていて、RST/BOOTを押すとGNDに落ちます。
チップコンデンサー、チップ抵抗共に表面実装1206サイズです。




こちらはAitendoのK-ESP32Qです。
この製品はAliやeBayからも入手可能です。
私はAliExpressのBlackFridayセールで5個、$2.73(送料込み)で買いました。
10Kのチップ抵抗でENとGPIO0をそれぞれPullUpしていて、SWを押すとGNDに落ちます。
SWの間にあるチップ抵抗は付属していないので、別個0603サイズを用意する必要が有ります。
0603サイズ(6mm * 3mm)は、はんだ付けできる限界のサイズです。
基盤のレイアウト的には1206サイズか、1/8Wのカーボン抵抗でも大丈夫だと思うのですが、せめて0805サイズにして欲しかったです。




こちらはdiymoreブランドの製品です。
変換基盤というよりもユニバーサル基盤で、T73リレーのパターンが切られています。
GNDやVCCの共通パターンが無いので、いまいち使いにくいです。


裏はESP-12のパターンになっています。


この様に2連接で届きます。