OrangePi-PCを使ってみる

ブラウザーを使ってGPIOを操作する

RaspberryではWebiopiをインストールすれ ばブラウザー経由でGPIOを操作することができますが、
OrangePiではWebiopiは動きません。
いろいろ調べていたら、こちちらのページで RasdpberryPi + Flask + RPi.GPIOを使ったサンプルを見つけました。

OrangePiではRPi.GPIOの代わりに、orangepi_PC_gpio_pyH3ライブラリが使えますが、
orangepi_PC_gpio_pyH3ライブラリでは現在のGPIOの状態(IN/OUT/ALT3など)を取り出すことができません。
WiringPi-Python-OPライブラリではgetAlt関数を使って、現在のGPIOの状態を取り出すこ とができます。

そこで、Flask + WiringPi-Python-OPを使った、ブラウザー経由でのGPIO操作を紹介 します。
このような感じで、GPIOを操作することができます。


ソースとインストール手順はこちらで 公開しています。
インストールが終わったらWEBサーバーを起動します。
$ cd $HOME/flask
$ sudo python ./webioOP.py

WindowsPCなどでブラウザを起動し、アドレスバーに「http://OPIのIPアドレス」を指定します。
冒頭のページが表示されます。



デフォルトではこのようなページが表示されますが、見た目は簡単に変えることができます。


アンカーをボタン表示へ変更
こちらの ページを参考にさせていただきました。
変更したらWEBサーバーを再起動してページをリロードしてください。
$ cd $HOME/flask/templates
$ cp webioOP.html.btn webioOP.html



アンカーをicon表示へ変更
iconはこちらからいただきました。
$ cd $HOME/flask/templates
$ cp webioOP.html.icon webioOP.html




マウスが当たった時の動作を変更−その1
こちらの ページなどを参考にさせていただきました。
$ cd $HOME/flask/static
$ cp style2.css style.css

マウスが当たった時の動作を変更−その2
$ cd $HOME/flask/static
$ cp style3.css style.css

このようにサーバ本体の処理は何も変えずに、テンプレートやCSSを変更するだけで見た目を変更することができます。

次回
はオンボードLEDの使い方を紹介します。