ESP8266_RTOS_SDK V3を使ってみる

SoftAPモードとStationモード


wifiの機能を確認するために、examples/wifi/getting_started/stationをビルドしてみました。
makeするとmenuconfigが起動し、以下の画面が表示されます。
hello_worldの時にはなかった[Example Configuration]の項目が増えています。


飛び込んでみました。


APのSSIDを変更することができます。
文字の削除はDeleteキーです。


APのパスワードを変更することができます。


Saveで変更内容を保存します。


指定した内容はsdkconfigに書かれます。
#
# Example Configuration
#
CONFIG_ESP_WIFI_SSID="myssid"
CONFIG_ESP_WIFI_PASSWORD="mypassword"
CONFIG_ESP_MAXIMUM_RETRY=5

sdkconfigの内容はソースの中で以下の様に参照することができます。
#define EXAMPLE_ESP_WIFI_SSID      CONFIG_ESP_WIFI_SSID
#define EXAMPLE_ESP_WIFI_PASS      CONFIG_ESP_WIFI_PASSWORD
#define EXAMPLE_ESP_MAXIMUM_RETRY  CONFIG_ESP_MAXIMUM_RETRY



接続先APの情報を設定してから、ファームをビルドして実行すると、指定したAPに接続し、DHCPで払い出されたIPアドレスを表示します。


アプリケーション固有のメニュー情報はmain/Kconfig.projbuildに設定されています。
このファイルを変更することでメニュー項目を追加したり、見出しを変えることができます。
メニューの見出し文字を一部変更し日本語に変えてみましたが、日本語は正しく表示できませんでした。



examples/wifi/getting_started/softAPをビルドしてみました。
ESP8266がAPモードで動きます。


ビルドして実行するとesp8266_rtosのAPが現れます。


SoftAPに接続できました。




WiFi関連のAPIはこ ちらに公開されています。

続く....