ESP8266をWifiモデムとして使う

ATコマンドによるTCP/IP通信


ESP8266のATファームを利用するArduino用ライブラリはいくつかありますが、所詮シリアル通信でATコマンドを投げているだけなの で、
ライブラリを使わずにTCP/IP通信してみることにしました。
一連のATコマンドについてはこ ちらを参考にさせていただきました。
また、中国語のサイトですがこちらに すごく詳しい説明が有ります。

クライアント側のスケッチはこ ちらで 公開しています。
サーバーに関する定数を変更する必要が有ります。
sendCommand() waitForString() errorDisplay() clearBuffer() はセットなので
1つにまとめてしまってもいいかもしれません。

小文字の文字列を送信すると、サーバーから大文字に変換された文字列を受け取ります。




サーバー側のスケッチはこ ちらで 公開しています。
サーバーとして動かす場合、IPアドレスは固定できたほうが便利なので、固定IPアドレスでAPに接続しています。
MY_IPには自分のIPアドレス、MY_PORTにはデータを待ち受けるポート番号を指定してください。

クライアントから受信した文字列を大文字に変換して応答します。


このように、シリアル(UART)通信ができるマイコンなら、どんなマイコンでもESP8266をWifiモデムとして使って
ネットワーク通信を行うことができます。
Githubで公開してる クラサバのスケッチはUNO/MEGA/STM32のいずれでも動きます。

次回
はUNOからのMQTT通信を紹介します。