ESP-12Sを使ってみる


ESP-12にはESP-12/ESP-12E/ESP-12Fの3種類が有りましたが、2016年10月(ごろ)にESP-12Sが登場しまし た。
左が無印のESP-12 右がESP-12S


裏面はこんな感じです。


左から無印のESP-12 ESP-12E ESP-12F ESP-12S
ESP-12Eからマーキングの向きが左右逆に変わっています。


またESP-12Sはハウジングサイズが一回り大きくなっていて、ピン位置の互換をとるために、裏面のSMD端子が小さくなっています。


使われているFlashチップですが、確認した限り2種類の製品がありました。
getFlashChipId=1640EF getFlashChipSizeByChipId=4194304Bytes[4MBytes] getFlashChipRealSiz=4194304Bytes[4MBytes]
getFlashChipId=16301C getFlashChipSizeByChipId=0Bytes[0MBytes] getFlashChipRealSiz=4194304Bytes[4MBytes]
ESPシリーズのFlashチップ一覧はこ ちらで紹介しています。

ESP-12E/Fには有ったSDIOピン(チップ下側の6ピン)がなくなっています。
こ ちらにESP-01/07/12シリーズのマニュアルがあります。
ESP-12SではRSTとENとGPIO00は内部でPullUp、GPIO15は内部でPullDownされています。
実際に確認してみましたが、確かに、スケッチ実行時には外部抵抗は何も要りません。

こちら
にESP-12EとESP-12Sの内部回路の違いが公開されています。
DeelSpeelから復帰する際に出力されるGPIO16のパルス形状が違うみたいです。
DeelSleepから復帰する際のパルス改善方法がこちらに公開されて います。

こちらではESP-12Lを紹介しています。