Arduinoで音を鳴らす

ISD1820 Voice Recording and Playback Module


ISD1820を使ったVoice Recording and Playback Moduleを入手しました。


使い方は色々なところで紹介されていますが、赤いボタンを押すと録音を始めます。
こ ちらにモジュールのデータシートが公開されています。
ROCSの抵抗値によって録音できる時間が変わりますが、このモジュールでは12秒間録音できました。
PLAYEボタン(中央)を押すと最後まで再生します。
PLAYLボタン(右側)を押すと押している間だけ再生します。

こ ちらに別の資料が公開されていますが、ISD1820のピン配置が記載されています。
チップ本体のデータシートも見つけましたが、この 様に中国語で意味不明です。
そこで、ICを取り外して、ブレットボードで組んでみました。


以下の結線で再生専用ICとして使うことができました。
PLAYEに3.3Vのパルスを与えると最後まで一度だけ再生し、PLAYLに3.3Vを与えると3.3Vの間だけ再生します。
Pin#
SIMBOL
接続先
1
REC
N/C
2
PLAYE
GPIO
3
PLAYL
GPIO
4
MIC
N/C
5
MICREF
N/C
6
AGC
2.2uFのタンタル経由でGND(オープンでも動く)
7
SP-
Speaker
8
VSSA
GND
9
SP+
Speaker
10
ROSC
PullDown(100K)
11
VCC
3.3V
12
FT
N/C
13
RECLED
N/C
14
VSS
GND

スピーカの音量かかなり小さいので、PAM8403などで増幅してやる必要が有ります。
12秒と短い時間ですが好きな音を録音、再生することができます。



こ ちらにNUVOTONのISD1806/1810のデータシートが公開されています。
ISD1806が4KHzで最長12秒、ISD1810が4KHzで最長16秒の録音ができます。

こ ちらにNUVOTONの製品ロードマップが公開されています。
録音・再生のためのシングルチップを得意とするメーカーの様ですが、ISD1820は有りません。
ISD1820のデー タシートはAMBITIONとなっています。
AMBITION≒NUVOTONなのが中国らしいです。